恐怖短編集
私も、学校に遅刻する、という焦る気持ちと、何か起きたのではないか、という不安で胸の中が徐々に曇っていく。



普通、こんな場合にはアナウンスなんかが流れるものだけど、それもない。


その為、乗客の不満や不安は膨れる一方だった。


トロトロと走っていた電車は、ついに窓の外に見える自転車に抜かされてしまい、



それを見た乗客の一人が不満を抱え立ち上がった。
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