*嘘月とオオカミ先輩*





不毛な大地でも、育つものはあった。





週2回、2人で歩いた夜道。



月の光に照らされて、



先輩への深い愛と、


それと同じくらい深い悲しみ。





今この瞬間も、あたしの中で膨らんでる――






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