年上の彼女【短編】

シャワーの水音の中、電話が鳴るのが聞こえた。



慌ててバスタオルを取り、軽く拭きながら、リビングへ移動した。




「はい、藤堂です。」


「あ、優ちゃん?絢が今うち出たから♪」(プツッ)




ぇ…



えー!!?



今出たって、うち隣だし!!



1分も掛かんねぇし!!!







―ピンポーン♪






も、もしや…




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