年上の彼女【短編】
バランスを崩したあやは、俺の膝の上に収まった。


俺の上でちっちゃくなってキョドってる…




か、可愛い!!




あやはいちいち俺のエロ心に火を付ける。




このままギュってしてぇ…



ギュってしてキスしたい!!








…していい?







いや、それじゃ帰っちゃうよな?





エロ心との闘いに勝った俺、こういう時はクールにいく!


俺は落ち着き払った様子でこう言った。




「あや、俺に独りで食べろって言うの?そんな冷たい子だっけ?」




あやは優しいから絶対こう言えば断れないんだよな~


ほら、すげぇ罪悪感かんじてる顔。


だからまた意地悪したくなる。



耳元で囁いた。





「しかも俺、これだけじゃ足りないよ?腹減って倒れちゃうよ?」



「わ、わかったよ//何か作ればいいんでしょ!!」










ほらね?


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