Destin.....


なぜ、有名になっている柴崎愛奈がここにいるんだ。





と、おもった。



つか、下校中じゃなかったのかよ。



噂通りに可愛いんだな。






あっ!なんてことを想ってしまったんだ。


ま、おいとこう。







「お前こそ何やってんだよ。」




と、問いかけてみると。





...わたし?ああいう輪に余り入りたくないんだよね。


だから、よさそうな屋上に来たっていうわけ。」






「ふーん。」



と、聞いといて失礼だがあっけない返事をした。



ーだから、今彼女がどこか遠く見つめさびしげな表情をしているのに気付けなかった。



そして、そのさびしげな表情に恋が強く引き付けられた。




「なんか、俺悪いことしたか?」



と、問いかけてみた。



すると、


「....ッッ!いえ。してないよ。なんかごめんなさいね。」



本当か?


まあ、気にすることないか。



「そうか。」




と、一様返事を返しといた。


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