アイドルグループに曲を作って貰うため運命の男性に出逢った女の子。
遥加の曲作りは上手くいくのか?
遥加は学校に登校し、教室に向かって自分の机に辿り着いた。

そして遥加は曲作りの為に必要な物を買い揃えており、そうして曲作りに熱中した。

遥加:音楽にも色々と大切な事があるからそれを学ばなきゃ!

音符の勉強やその意味など色々な事を勉強していき、こうやって時間は過ぎて、あっという間に放課後になった。

遥加はそのまま教室を出て靴箱に向かった。

遥加:(今日は春樹迎えに来ないのかな…?どうしたんだろう…まさか!事故にでもあったんじゃ!)

遥加は急いで教室に戻り春樹を探し始めた。

遥加:教室にも居ない。そしたらいったいどこにいるの?!

遥加は学校全体を探し回りようやく春樹を見つけた。春樹が居た場所は、屋上だった。

遥加:(私達がいつもお昼ご飯食べてる場所に居たんだ…。はぁ~はぁ~(息切れの音)

春樹!どうしてこんな所に居るの?

春樹、ん?あ~お前わざわざ俺を探しに来てくれたのか?ちょっと考えごとしててよぉ~。

それで迎えに来れなかった。すまないな…。

遥加:あっ、そうなんだ。考えごとしててま迎えに来れなかったのね。納得したよ。
でも何を考えていたの?

春樹:ん?ああ~、お前と付き合ってるとやっぱり普通の彼氏彼女に見えるのかなと思ってさ。
ほら、俺、アイドルグループに入ってるし、普通はファンの皆から騒がれたりするのが当たり前なのに今は何にも無いだろ。

だからそれが心配になってな。

遥加:そうなんだ。そういうこと考えてたんだね。私も何かこうやって今まで春樹と付き合ってきて不思議に思うの。

やっぱり春樹も普通の生活に慣れたんじゃないかな?

春樹:そうなのかもな。

まっ、これからも宜しくな!遥加♪

遥加:うん。宜しくね!

という訳で遥加と春樹は教室に戻り、帰りの身支度をした。

春樹:さてとそろそろ帰るか。
今日は心配かけてごめんな。
謝るよ。

遥加:あっ、うん。大丈夫だよ。

遥加:ねぇ、春樹そろそろ帰ろうよ。

春樹:そうだな。そろそろ帰ろうか。遅くなるといけないしな。

遥加:うん。そうだね。

私達は学校の校門を出て二人で一緒に家までの道のりの間、歩いて帰りそのまま分かれた。

そして遥加はまた曲作りに熱中した。

遥加の曲は少しずつではあるが完成までもう少しだった。遥加の希望通りのラブロマンス曲を
作ることが出来た。

遥加:よし!完成までもう少しだし、頑張って
作り上げようかな♪これを一番に歌って貰いたいのは、そう春樹。だから早めに完成させて喜ばせたい♪完成まで後一週間って所かな♪

遥加は曲を完成させる為に徹夜で頑張ってしまった。

そして朝になった。

チュンチュン(小鳥の泣き声)

遥加:ん、ん~。あれ~もしかして徹夜してそのまま寝ちゃったかも。

ヤバイ!どうしよう!御風呂入ってないし、着替えも変えてないよ~(ノ_・。)

もう時間もないし、ともかく着替えだけして朝御飯食べていかなきゃ!

学校の朝の会は、8時30分からだ。

今の、時間は8時15分!

遥加:ヤバイよぉ~!このままじゃ間に合わない!急いで支度しなきゃ!

遥加が慌てていると窓の向こうから声が聞こえた。

春樹:お~い!遅刻魔の遥加~!早くしないと遅れるぞ~!遅れても俺は知らないふりするからな~!早く出てこい~!

遥加:ちょっと遅刻魔ってなによ~!
私はまだ一回も遅刻したことないからね~!
ってそんなこと言ってる場合じゃない!
急がなきゃ!

遥加は急いで靴を履いて、玄関のドアを開けて外に出た。

遥加:春樹~一緒に行こう!間に合わないよ~!

春樹:ったく。しょうがねぇなぁ。
んじゃ、ちょっと失礼!

春樹はいきなり遥加を抱えてお姫様抱っこをした。

遥加:えっ、あっ、ちょっと~!いきなりだから恥ずかしいよ~!

春樹:我慢しろ!このまま遅刻したいか?

遥加:それは嫌だけど…。

春樹:んじゃ、突破してゴー!

何とか朝の会には間に合い、遅刻せずに済んだ。

遥加:ふぅ~疲れた。朝からお姫様抱っこなんて刺激強すぎ~!!

美春:大丈夫?遥加!朝から元気ないよ~。

遥加:大丈夫だよ~。一応。

美春:ははっ、朝から大変だったね~。
何があったかは知らないけどでもお疲れさま
(^-^)v

遥加:うん。ありがとう。美春…

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