ぐうたらはらっぱ

『先生、ﾊｲﾃﾝｼｮﾝがﾉﾝｽﾄｯﾌﾟなので保健室に行ってまいります！』

よしこれだ…違う世界に逝ったかと思われるかもしれないけど…

…うん。

「せせっせせせせ先生！」

うわっみんながこっちみてる！
そりゃまあいきなり立ったしな！

落ち着け純平。
よしいくぞ。

「ﾉﾝﾉﾝｽﾄｯﾌﾟが」

「と…っはいすとっぱ！と！」

まわりはもう最早ｸｴｽﾁｮﾝﾏｰｸだらけ。
それでも俺は言った、言ったぞ！

「とまらねえですの!!!!」

ああああああああはずかしいよおおおおおおお
…ｱｶﾞﾘ症はこれだから嫌だよ泣きたい。

でも俺はなんだか不思議な気分だった。

気づけばもう走り出していて、
後ろから先生がおっかけてきて。


ああ、靴を脱ぐのももどかしい。
だが流石に水曜日ということで上履きは汚さずに。



そしたらさ。