兎の心
学校
学校っていいよね。


でもそんなキラキラした時も


自分を置いて行くように過ぎてゆく。


その時はだるく感じた懐かしい校舎。


聞き慣れたチャイム。


教室の匂い。


長いようで短い階段。


何かと来たトイレ。


みんなみんな大切だったに違いない。


そんな事を今気付いても


遅いかもしれないけど


“卒業”はそんな事を気付かせてくれる


大切な出会いと別れの場所。


今自分たちは泣いたり笑ったり


怒ったり喜んだりしたこの場を去って


一歩大人へ近づく。


時がたつのは早い。


あっとゆう間に過ぎてゆく。


でも、だから楽しいんじゃないかな?
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