恋愛のやり直し方
次の日、友田の家に行くことが少し億劫だった。



散々自分の身の上話をしてしまったからだ。





それから、もうひとつ――






「おはようございます。森嶋さん」




ニッコリ完璧な営業スマイル。



「おはようございます。立花さん」




「今日は、友田様のところには来客はありませんよ」



「ハハハ……そうですか………」




コンシェルジュデスクから出てくると。スーッと音もなく私に近づいてくる。
身の危険を感じて一歩下がる。



「こんなところで襲ったりしません。でも、これから聞くあなたの答えによっては我慢しませんけど」



「……な、なんでしょう?」



「昨日、友田と一緒にでかけたよね?どういうこと?」



「はぁ?な、なんで立花さんにそんなこと言わなくちゃいけないんですか!」




いつの間にか掴まれていた腕は、ブンブン降っても離れそうにない。
立花さんは「はぁー」っと大げさにため息を一つ吐いた。

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