恋愛のやり直し方
部屋に入ると、相変わらず友田は書斎にこもっていた。


竜くんは……昼寝ですか……




だけど、キッチンには昼の食器がキレイに片付けられていた。



そんな所は、ご両親の躾がしっかりしたものなんだと思わせる。




「さて、始めますか!」



いくつもの食材を冷蔵庫にしまい、キッチンに向かい調理を始める。






夏野菜は色がキレイで好きだ。


見た目だけで食欲が湧いてくる。



友田も気に入ってくれるといいな。
そんな気持ちで調理していく。




私の料理が友田の作品に影響を与えるなんてことは無いけれど、ほんの少しでも役に立てるのなら嬉しい。






「あ、綾さん帰ってたんですか?」


ふぁーと欠伸をしながら竜くんが、キッチンにはいってきた。




「うん。さっきね。竜くんは気持ち良さそうに寝てたねぇ」


「あ…いや……皆には内緒にしてください」


真っ赤な顔した竜くんは、まさに、年下の男の子



「いいよ。その代わりそこのジャガイモの皮剥き手伝って」


「あ、いいっすよ」



私達はワイワイと学生時代の、調理実習みたいに楽しみながら料理を始めた。
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