【完】もう一度、音を愛す。







「もうじき着くぞ。」


しかし、本当に久しぶりだな。
何か月ぶりだろう。


「暑い。
 兄貴、ジュース二人分!」


「ったく、しょうがねぇなぁ。」


待ち合わせ場所に車を止めて
近くの自動販売機に買いに行ってくれた。


(ねぇ!
 あれ、そうじゃない?)


向こうから走ってくる人影は
あの子が絶対来ている!


私はもちろん希が特に
車から走って飛び出ていった。






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