sound village



これで、仕事がキツくても
練習できる(泣)


ライブに出られる!!



俄然、仕事も音楽もやってやると
燃えてきた。

「レンちゃん。
今、音源聴きたくないかい?
透バージョンなら、今聴けるよ。」

既に興奮気味の私を、
更に彼女は魅惑する。

「マジ?!聴きたい!!」

真月さんが胸元から
ICレコーダーを出し
イヤホンと一緒に渡してくれる。

「またっいい加減、
そこにモノを挟むなって
いってるでしょっ(笑)」


この人は、割りと平気で
こういう際どい事をやってくれる。
生暖かい、ソレをうけとりながら
ギョッとして、突っ込んだのと



「うわっ…レッ、レン!!」


透が叫んだのは同時だった。






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