二本のひまわり
短編、二本のひまわり
─────あのときから僕は…
    


汚れた世界の隅っこで
     


疲れ果ててしまったんだ
     


心は…空は…雨のち曇りだった。
     


いつも。いつも雨だった。


『僕が死んでも、だれも気づかないさ。』
     
     
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