0時のシンデレラ

凛音は呆れたような顔をしながら、
礼音を見た。

…やっぱり、どこかで見たような気がする…

「礼音くんは彼女いるのー?」

誰かがそんな質問をした。

「んーん、彼女はいないけど、
好きな人ならいるよ」

ずっと質問に答えなかった礼音は、
なぜかその質問だけには答えたのだ。

「「「えーーーーーー!!!」」」

「だ、誰なのっ!?」

礼音はチラッと凛音の方を見た。

「んーん、秘密」

「えー…教えてよー」

女子はさらに礼音の周りに集まる。

< 15 / 119 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop