あなただけを愛します。

先輩はそれから先はバイトだったので、
メールはしばらく間を開けてから再開する事になった。


ブーブー

携帯が鳴り響いた。
メールが届いた合図だった。
送ってきたのはもちろんA先輩だった。

開けるのが気まずくて仕方がなかった。
でも開けるしかない事はわかってた。

(おぉーーーいやだーー。
開けるのが怖いーーー泣)

私は勇気を振り絞って開いてみた。


↓メール↓

A先輩
あのさやっぱりあれは告白なんだよな?


はい、、、

A先輩
で、どうしたいの??


私は一緒に居られるだけでいいですよ。

A先輩
じゃあ両思いにならなくてもいいんだな


それは、、、あの。

A先輩
俺が女だってことは知ってるよな?

ごめんなさい。ここからは書くのもほんとは嫌なんです。
応援してくれた人達に申し訳ないから
、、、でもありのままをかきます。しかし少し省略さしていただきます。

A先輩
でもな両思いにはなれないよ。


好きな人がいるんですか?

A先輩
いや。今大切な人がいるから。


その人の事が好きなんですね?

A先輩
まぁ好きだな。


そうなんですね。

こうして私の恋は終わった。
儚く散っていった。

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