好きになった人は…双子の兄でした。【完結】
育が背中で呼吸するのが解る。



大きな背中…




私は育の背中に顔を埋める。


育の呼吸の音…
育の香り…



全てが恋しく…



私はいつまでこうして育の背中を見つめていられるのだろう。



そう思うとたまらなくなって育の服をギュッと握り締めた。
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