好きになった人は…双子の兄でした。【完結】
『……』



「……って…なに俺は縁起でもない事喋ってるんだろ…ごめん!今の話し忘れて!」




『……ううん。素敵なお話し…お母さんペンギンは、それで幸せだったんだよ…うん…』



「……そうかな…」




育は小さく呟いた…



「…」



『…』




『……ねぇ…育、お願いがあるの…』




「…何?何でも言って」



『…私の事愛してる?』



「……当たり前だろ。愛してるよ」



『…ふふふっ…ありがとう……』



「……何当たり前の事聞いてるんだよ」



育が呆れたように話す…



『…じゃあ……愛してると10回言って…。』


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