好きになった人は…双子の兄でした。【完結】
走りながら止めどなく涙が出てくる…



もう…嫌だ……



もう嫌だ………



死にたいよ………



お父さん私を連れて行ってよ………



通りすがりのオジサンやオバサンが私の顔を見て振り返る…



私は走りながら、嗚咽を漏らし泣き崩れた…



育―――――――



私………



もう戻れないよ…



もう戻れない…………
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