七赤村





そして9分後。

待っていたかのように、沙由がパチッと目を開いた。



「・・・50分なった?」

「ジャスト。すごいね」

「あーあ、行こっか」


そう言って沙由が立ち上がって玄関へ向かう。

僕もそのあとに続いた。


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