イジワル王子と屋根の下



「っ…ちょっと!返事くらいしなさいよー!!!」

「!」



ついに怒鳴った私に、その顔は驚いたようにこちらを見たかと思えばみるみるうちに怪訝な顔つきに変わる。



「あぁ?干渉するなって言っただろうが」

「干渉じゃなくて会話!挨拶!そこまで無視しなくたっていいでしょうが!!」

「会話しようがしまいが挨拶しようが無視しようが俺の勝手だ。いちいちキャンキャン吠えてんじゃねーよクソ犬」

「犬だって飼い主に無視されれば吠えるわ!!」



ガーッと怒鳴る声に、彼はやかましそうに頭をかいた。



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