イジワル王子と屋根の下



「あ、あと瞬」

「?何ですか?」

「お前、彼女大丈夫か?」

「?彼女?」

「梨沙ちゃんだよ。あの子、さっき職場の年上男に誘われてたぞ」

「は!?」



さ、誘われ…!?



「『今夜うちで食事しない?』とか言って、梨沙ちゃんも了承はしてなかったけどはっきり断ってもなかったし」

「……」

「可愛い彼女持つと大変だなー…ってあれ?瞬?」



その言葉に、俺はパソコンのページを開いて猛スピードで仕事を再開させる。


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