『あなたが大好きです』
『良夜帰ろー』

「おぅ」

今日はテスト1日前

今日も勉強頑張るぞっっ!





「じゃ先にしといて」

『わかった~』

良夜はどっかにいっちゃったから先に勉強するあたし

んー?前ここ良夜に教えてもらったやつの応用だ…

おっ!解けた~♪

良夜ってほんと神だわ笑笑

「解けたか?」

『あ、良夜着替えたの?』

「あぁ」

『これね、この前良夜に教えてもらったやつの応用なんだけどあってるか見てー!』

「見してみ?」

『はーい』

「おっ!あってんじゃん。」

『本当!?』

「ほんとほんと。えらいな」

そう言うとあたしの頭を撫でた


キュン


…?


キュン?


なんだろう…今の…


「菜月?」

『え?』

「大丈夫か?」

『うん!全然大丈夫!』

「そうか?」

『うん!』

「それじゃあ続きやるか」

『はーい』



それからあたし達は3時間みっちりと勉強した。そして

『良夜オムライス出来たよ♪』

「おぉ~ふわふわじゃん」

『えへへ、頑張ったからね♪』

「じゃ、いただきます」

『どーぞ!』

「うん!旨い」

『ありがと』

うん!我ながらいいできばえ♪


そうだ…あれ聞かなきゃ


『ねぇ、良夜』

「んー?」

『良夜って好きな人いるの?』

「ゴホッ!?」

『うわ!大丈夫!?』

「ゲホッケホ…大丈夫」

そんなに聞いたらいけなかったかな?

「…」

『…』

すると良夜が

「菜月……気になる?」

『え?』

「俺が誰が好きなのか…気になる?」

『ってことは…好きな人いるの?』

「好きなやつは…いる」

あ…いるんだ……

そうだよね

あれ…

何でだろう……?

なぜこんなにあたしショックうけてんの?

『……気になる』

「じゃ、何で気になる?」

何でって……

『気になるから気になる』

「まぁ、俺が言わなくても後から分かるよ」

……ってことはもうすぐ付き合えるのかな……その女の子と…

そしたら、一緒に居れなくなっちゃう

こんなに早くこんな日が来るなんて…

嫌だよ…寂しいよ…

「なぁ、菜月……」

『は、はい?』

「テスト終わったら俺んち来て」

『……何で?』

「条件言うから」

そういえば……

<条件がある……>

そんなこと言ってたな……

『分かった』







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