『あなたが大好きです』
<さぁ始まりました!まずは双子のイルカのマリンとドルです!!>

その瞬間

パシャーンッッ!!

わぁぁぁ!!!

イルカがジャンプした瞬間お客さん皆声をあげた

勿論あたしも

『すごーい♪』

<誰かお手伝いしてくれる方は居ませんか?>

はいはい!と手を上げる周りの人たち

「菜月はやらないのか?」

『だって手上げるの恥ずかしいし…』

すると

『ちょっ!?』

あたしは無理矢理良夜に手を上げさせられた

「やりたいんだろ?」

『そう…だけど!』

<じゃあ、そこのラブラブな彼女さん!こちらに来てください!>

ラブラブっ!

いやいや…付き合ってもないですから!!

ってか当たっちゃったし!

まぁ…いいか

<名前は何て言うんですか?>

『奥寺…菜月です』

<菜月さんですね!ではまずイルカと握手をしてもらいたいと思います!>

『はい』

<では、私が合図しますのでその時に大きく手をイルカに差し出してくださいね!>

『はい』

<彼氏さん!近くで写真撮りますか?>

だから彼氏じゃないって…

「撮ります」

否定しないのかいっ

まぁいいけど…

<ではいきますよ~3、2、1、どうぞ>

えいっ

あたしは手を出した

すると

わぁぁぁ!

<はい!上手に出来ました!皆さん大きな拍手を!>

パチパチッッ

<では最後にイルカからキスのプレゼントです!いきますよ♪さんはい!>

ちゅっ

か、可愛い!!

<はい!ありがとうございました!>

「楽しかったか?」

『うん!!すごく可愛いかった!!』

「よかったな」

『うん♪』


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