『あなたが大好きです』
~Part2~
「菜月~!」

ん?遠くから走ってくるのは誰?

……せれなかな?

……違う!あれは…

『華奈!?』

な、なんでそんなに泣きそうな顔してるの!?

「うわーん」

『ど、とうしたの?』

「あのね……」

華奈の話はこうだった

まず、最近光輝の様子が変らしい

一緒に帰ってくれなくなったし、デートの回数も減ったらしい

それで華奈は……

「ねぇ、やっぱり浮気だと思う?」

『いや…』

光輝に限ってそれはないと思う

だってあの光輝だよ?華奈命の光輝だよ?

いくらなんでもそれはないんじゃないかな……

「じゃあなんだと思う?」

『分かんない……情報も少ないし……』

「そうだよね~……」

誰か情報集めの得意な人いないかなー?

誰か……っあ!!

『せれながいるじゃん!!』

「え?」

『せれなって情報結構持ってるんだよね!!だから聞いてみるよ!』

「ほんと!?」

『うん』

「ありがとう!!菜月大好き♪」

抱きついてくる華奈

かわいい……笑笑

『よしよし』

「あ!!そういえば!」

『ん?』

「菜月、良夜君と付き合ってるんだって!?」

えっ?

『な、な、な、なんで知ってるの!?』

「だってTop3の1位同士が付き合ってるんだよ!?もう学校中その話で持ちきりだよ!」

『そ、そうだったんだ……』

あたし達ってそんなに有名なの…って

『あたしってTop3の1位なの!?』

「そうだよ?知らなかった?」

『そういえば、聞いたことあったかも……』

「でしょ!」

『まぁとりあえずせれなに聞いとくね』

「うん!ありがとう!!」






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