『あなたが大好きです』
「菜月ちゃん!」

『ん?』

「今日遊ばない?」

『ごめんなさい。無理です』

「……即答過ぎない?」


西山君は毎日のように聞いてくる


『彼氏以外の男の子とは遊ばないことにしてるの』

「祐也君と光輝君とは遊んでるくせに?」


うっ……


そうくるか…


『あの二人は幼なじみだから特別なの!』


ふふん♪


もう抵抗出来ないでしょ!!


「彼氏以外に特別って作ってもいいの?」


!!


そ、それを言われるとすっごい困るっっ!!!


『どうしてあぁ言えばこう言うの!!』

「いや、思ったこと言っただけだから」


クスクス笑う西山君……


『ムカつく~…』

「そう?俺は楽しい♪」

『!?』


に、西山君って……意外とS!?


すると


「キャーっっ!!!」


クラスの女子がいきなり歓声をあげだ


今度は何!?


あたしは女子の声がした方に目を向けた


するとそこには……


「菜月…呼んでくれない?」






< 279 / 336 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop