Starting Line
秀は、三回戦目で2対2セットで敗れた。

「おつかれ!惜しかったね」
晴香が秀に声をかけた。
秀は負けたけど、
満足そうだった。

真志も秀に声をかけていた。
友達思いだなぁ、
と香澄が真志を見ていると。
真志が視線に気付いたのか、
香澄をちらっと見た。
香澄は、ドキッとした。
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