Starting Line

想い

                       ,
月曜日。
香澄は学校に行くのが
初めて楽しみだった。
↓ここから香澄目線も混ざります


クラスは、特に仲の良い友達もおらず、授業も何となく受けている。
でも、部活は別。
どんなことにだって、夢中になれる。
光は、まだ部活には来ないけど、いつかは来るって信じてる。
来たら、あっちが謝ってきたらこっちも謝るんだ。


夕練の帰り。
1年生は、早く終わって帰った。
ワークルーム前の廊下には、
2年生の4人だけ。

「晴香、今日いっしょに帰る?」
「は!!?」
そういったのはなんと秀!!
晴香は驚きのあまり
言葉を無くした。
秀は水を飲んでくるといってどっかいった。
「ちょっ・・・香澄!どうしよ」
「どうしよって、いっしょに帰りなよ!」
「でも、男女で帰ってる人なんて
 3年生しかみたことないよ!?」
「そんなことないよー!
 1組の菜種ちゃんと
 4組の氷太くんは
 いっしょに帰ってるよ!」
「ナタネcとヒョウタkは
 有名なカップルだし・・。」
「あ~それに、
 茂くんと絵梨加ちゃんも!」
「えー!あの2人、
 つきあってたんだ!」
「ほら!そういう人もいるんだし」
「でも・・周りに見られたら・・。
 秀モテるし」
「大丈夫だよ~!
 武蔵先生と小次郎先生なんて
 結婚するんだからー!!」
「そーなのぉ!!?」
〔結:完全にポケヲタでスミマセン〕

なんだかんだで、
晴香は秀と帰ることに。
でも、晴香は、2人だと心細いから、香澄も後ろでこっそり見ていてくれ、と言ってきた。
でもまぁ、香澄も2人が気になっていたし、もし秀が晴香を襲いそうになったら止めないといけないと思ったので、ついて行くことにした。

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