*。・゜例え記憶をなくしても゜・。*【番外編追加中&リク受付中】

嘘じゃないのに……。

「えっ?ちょ、ちょっと!どうしたの?」と藤堂さん。

「なんだなんだ!どうしたんだ?!」
と永倉さん。

「怖い?大丈夫だよ。」
と原田さん。

「おい左之助!甘やかすな!」
と土方さん。

「土方さん。そんな事言ってる場合じゃないと思います」
と沖田さん。

少なからず土方さんと沖田さん以外は心配してくれた。

それが嬉しかった。

何も知らない。

ここが誰かも分からない。

名前も知らない。

そんな中で、あたしはどうやって生きていけばいいのか。

そんな事を考えて、とても不安になった。
< 24 / 392 >

この作品をシェア

pagetop