*。・゜例え記憶をなくしても゜・。*【番外編追加中&リク受付中】
「ん……」

チュンチュンという小鳥の囀りで目が覚めるはずもなく、夏らしく小五月蠅い蝉の声で目を覚ました。

沖田さんはまだ起きていない様子。

サラサラの髪の毛に触れる。

ーパチ

そしたらなぜか目を覚ました。

「「えっ……」」

突然目を覚ました沖田さんに驚くあたしと、

あたしがここで寝ていることに驚いている様子の沖田さん。

「っな、な、なんで!」

…ちょっと煩くなりそう。

…めんどうだなぁ。

だから沖田さんの口を塞ぐ。

「なんで空がここ…んっ…」

もちろん口で。
< 251 / 392 >

この作品をシェア

pagetop