猫又四郎の奇怪幻想見聞録

溜め息をつく僕に、愚弄人はたった一言だけを残していった。



「あなたも幸せになる権利があるんですから、自由に生きてください」



久々に、学校へ行くのが楽しみになった。ああそうだ、野良さんにでも話しかけようかな、と。



僕にも、『幸せ』がくることを願って


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