∞ANxIeTY∞
「そっか。」


少し悲しそうに彼女は笑う。

そして何かが溢れるかのように
ゆっくりと言葉を
丁寧に丁寧に口にし始める。



「あたし、おじいちゃんいてなくて」


あたしは


「親も、昔からいっつも喧嘩してて」


自分が
可哀想でしかたがないと
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