16歳。ー10年越しの約束ー
「カウントダウン、3人で過ごせたらいいね」
小雪が夕日が沈んだ、後少しで消えるであろう橙色の空を見つめながら呟いた。
「…そうだな。」
俺も同じ空を見つめながら同じように呟いた。
ずっとこのまま、3人で笑いあえたらいいのに。
でもきっと、それは叶わない夢なのだ。
誰かが誰かを好きになれば、それはもう友情ではなく、愛情なのだ。
壮太のハッキリとした声での言葉。
『俺は好きだよ。』
…俺はその言葉が頭から離れなかった。