お嬢様生活
放課後、私は、純の机のところに行った。

「純、どこでだろう??」

「体育館裏か、屋上じゃない?」

「きっと、屋上!」

私の勘は、きっと当たる!!
・・・はず・・・

私たちは、屋上の倉庫に隠れた。

ガチャ

と、ドアが開いて誰かが、入ってきた。

「あれぇ、あおい様、まだかぁ!」

朝話していた、三年生の先輩だ・・・

なぜか、涙が込み上げてきた。

ガチャ

「お待たせしました、先輩!」

これは、あお君の声・・・

「別にまってないよぉ~!」

「遅くなってすいませんね~」

先輩猫かぶってる!!
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