君は私の太陽だ
帰り、教室に五人が集まった。

かず君は、改めて私達にお礼を言った。

「旅行楽しみにしてるよ!」

愛子が

「でも?夏休み今までの勉強取り戻さないといけないんじゃない?」

「単位取らなきゃだし、部活も行きたいし・・・。やりたい事あり過ぎだよ」

渓君や武司君も

「また、無茶するなよー!」

なんだか?
学校でこんな風に皆と話してる事、嬉しくてたまらない。

そして、かず君は智美ちゃんに

「お守り!ありがとう。どんな薬より?効いたよ。」

ズボンから、お守りを出した。

大切に持っていたんだね!!

「よかった!」

智美ちゃんの、笑みは消えなかった。

えくぼが、可愛い・・・。

そして?かず君は私に

「美佐の、お母さんには、感謝してる。よく面倒見てくれたし、悩みまで?
聞いてもらったよ!」

「へー!普段、そんな事言わないから!でも、伝えておくよ!」

愛子が!

「はい!もう終りねっ。なんか青春ドラマみたいじゃん?旅行の件だけど、
駅集合だからね!時間は守ってよ!」

そして・・・。かず君の

「誰か??宿題やって〜〜!」のでかい声で!

私たちの夏休みが、始まった。
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