7分の1のスキ。


息を吐いて、メールの受信箱を開く。


『小倉 奏太』の所を軽く触って、内容を見る。



『別れよう』


何度みても、胸が痛くなるだけ。




ケータイを枕元に置いてから、窓の外を見る。



一回会って話したいな……



でも、たぶん。会ったら泣きそう……__


もぅ、やだ…………




手の平を顔にかぶせて呼吸をする。




「どうしよ…………____」

空虚の小さな部屋のなかに、ポツリと言葉を零した。



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