空色の恋
ギュッ
放送室に入ってすぐ
あたしは永遠に抱きついた
龍輝と喋ったことで永遠と距離が出来た気がしたのかもしれない
ううん
違う
龍輝に名前を呼ばれた瞬間に
ほんの少しでも喜んだ自分を消したかった
「俺もそういう存在になりたい」
「え?」
いきなりの言葉に顔をあげる
「名前呼ぶだけで
澄空を俺でいっぱいにしたい」
あー
なんでそういうこと言うかな
「顔真っ赤」
永遠が笑う
「うるさい!」
だってそんなこと言われて嬉しくない人なんていないもん