「ねぇ米山くん、どうしてそんなに不細工なの?」





「ねぇ米山くん、どうしてそんなに不細工なの?」


「またそれか。整形して欲しいならそう言えよ」


「ダメッ! それだけはダメッ! やっと見慣れたとこなんだから」


「何だよソレ? もしかして褒めてんのか?」


「褒めてるよ」






男が女を満足させるのに、美麗な顔なんか何の役にも立たない。


必要なのは、温かく包み込むような優しさと、そして――



デカ鼻とクララだ。
(注:デカ鼻とクララはセットです)








Fin.

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