16の月-過去に戻れたら‥【完結】



俺と中野は大きなため息を着いた…


「やっちまったな…」と中野が言う。



「いずれ解る事だし、高宮さんと再会してしまったからには
解決しなきゃいけない問題だし…」
と答える。



「おいおい…解決出来る問題なのか?」と中野に聞かれ


俺は首を振った。



「あーーっ!」と中野が声を上げて寝そべった。



「これが本物のとどのつまりって言うんだよなー」と中野が
再び大きなため息を着いた。



俺も中野と同じく「あーーーっ!」と叫んで寝そべった。



「あーもう、どうでもいいやって感じ。」



中野が心配そうに俺の方へ向いた。

「まあ‥どうにかなるさ‥」と俺の肩を叩いた。



どうにかなったらいいけど…俺はそう思いながら
少し眠る事にした。


中野も目を閉じ眠っていた…。
< 123 / 205 >

この作品をシェア

pagetop