消えた同級生【玩具の女編】
私が落ち着いた頃、寒河江が私を家まで送ってくれた。
「何で親戚とか嘘つくんだよ」
「…だって、あの顔なんだもん。恥ずかしくて…
みんなえー!!とか言うから…素直に言えなくなったの
よく考えれば当たり前なんだね…15歳しか離れてないんだから、若くて当然…」
私は夕焼けを仰いだ
「真っ赤だ…」
寒河江も一緒に空を仰ぐ
「俺の色だ…面白いな…お前の色で一日が始まって、俺の色で一日が終わる…」
「ホントだ…碧と緋だね…」
私達は少し立ち止まり、またどちらともなく歩き出した。