キミと生きた時間【完】
「俺も、里桜と同じ気持ちだったから」
「そっか。あたしと同じ気持ちだったんだね」
先に着いて、ワクワクドキドキしたかった……――
「って、えぇ!?本当に!?」
思わず声を上げて驚くあたしに宇宙は苦笑する。
「んなわけねーだろ」
「ですよねぇ……」
「ただ、ここ暗くなると女一人だと危ないし」
「え?」
「お前、強引にナンパされたら断れなそうだろ」
「ん?ナンパ?」
さっきから宇宙の言ってることの意味がよくわからない。