キミと生きた時間【完】
「じゃあ、本当のこと言えば?」
「言えないから悩んでるんだよ」
「放課後、『宇宙君』っていうわけのわからない高校生と一緒に神社で楽しくしゃべってるって。今日だってこいのぼりを見てきたって言えるだろ」
「宇宙君とこいのぼり見てきたっていうの~?お母さん、あたしがおかしくなったって心配しちゃうよ~」
「まぁ、確かにそうかもな」
クスクスと笑うと、宇宙君もつられて笑った。
心が安らぐ穏やかな時間。
宇宙君と一緒にいるあたしは、いつだって自然体でいられる。