恋結び ~キミのいる世界に生まれて~
引きずるようにスリッパの音を立てながら現れた翔平が、煙たそうな顔で理人を見た。
「ん?美桜と違ってこちらは機嫌のわるいこと」
クスッと笑い、きっとその理由に変な想像をしてるんじゃないかって、こっちが赤面。
「…ったく、早すぎなんだよ……」
「んーなんか言った?」
「んでもねえっ…」
「2人ともっ、コーヒー入ったから座って!」
そんな2人を見てるのが耐えられなくて、急かすように言ってコーヒーを二つ並べた。