初恋
最終章『愛してる』

…とまぁミホの過去を振り返ってたら


俺の最愛の仔が息をきらしながら俺を探して


そして見つけてコッチへと駆け寄ってくる


…なんて可愛いのだろう


「ゆっ悠君っあっあのね…」


「おぃおぃ落ち着けよ那実!」


いや俺こそ落ち着け


今、俺の心臓はカーニバルみたいに騒がしい


「あの…実は告白の返事なんだけど」

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