君と図書室で

 大地君を好きになって

 大地君のこと、何でも知りたいと思った。


 でも、それは大地君を傷つけることもあるんだね。


 近づきたくても不安になるよ。


 ただ好きなだけなのに。




「…好きって、難しい」



 



 私の独り言は一人っきりの図書室で静かに消えていった…。







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