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後ろからか変な声が

僕に囁いて来た様な気がした…。



「……ッ!!」



サッと振り向くけれど…

誰も居ない。



「あれ……誰も居ない……?」



「どうしたの?シキ」



ウネの声がし、

慌てて前を向くと三人は遥か先に居た。


 
「あ、待って!!」



3人を追い駆けて走り出す。

するとまた後ろから……



『本当にいいんだ……』



と聞こえたけど……



「どうしたのですか?」



「何でもない、」



「じゃあ、帰ろうぜ」



「ね!今日ラーメンでも食べに行かない?」



「じゃあ、言い出しっぺのシキが奢り!!」



あんなの、信じていられるか…。
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