トップ〜番外編〜
「白鳥君…ありがと…」

どんどん好きになる。

1年ってすごい長いのに、彼女も1人も作らないで、待っててくれて…。

そして、告白されても断り続けてて…、でこんなに人だかりができるぐらいモテモテなのに、彼女いるってちゃんと言ってくれて…それ全部私の為なんて…。


私よりも可愛くて、性格もいい女の子なんてたくさんいるのに…。


そんな中で私を選んでくれて本当にありがとう。





「えー、本日から3年3組のクラスメイトになる、星野だ。自己紹介してもらうからちゃんと聞いとけよー」
と岩城先生。

岩城先生は、国語の先生で熱血タイプの先生だ。

生徒からの人気も高いらしい。

「あ、えっと…星野咲です。2年から一昨日までフルートの海外留学してました。1年間よろしくお願いします!」

「星野の席は、1番後ろから2番目な」

「はい」

そう言われて、1つ空いてる席に座る。

あー…帰って来たんだな…。


学校に、教室に、クラスメイトに。



また新しい1年が始まるだ。
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