(仮)双子の闇


~リビング~


ガチャー…。


そういえば…


「母さん、ウィッグ入ってなかった」


「あ、そうなの!二人とも入れ忘れちゃって~」


母さんは「うっかりしてたわ~」と言いながらあたし達にウィッグを渡してきた。


どうして、蓮も被るのかって?


それは、あたしも蓮も髪の毛が金髪だから。


もちろん地毛だ。


別にハーフってわけじゃないけどね。


なんでだろ…。


だから蓮も被るってわけ。


あたしはロングっていうのもあるけどね。


母さんから受け取ってあたし達は手慣れたように茶髪のウィッグを被る。


「よし、被ったわね!じゃあ、行った行った!今日からだって言ったでしょ?」


ウィッグを被った瞬間背中をグイグイおして急かしてくる母さん。


「に、荷物は?」


「もう、寮に送ってあるわ!」


準備良すぎ…。


ちなみに父さんはしっかり後を着いてきている。


………


……





あ、玄関着いた。


「名前…」


「あ、そのままで大丈夫よ!」


「分かった」


そのままでいいんだ。


「「母さん、父さん行ってきます」」


「いってらっしゃ~い☆」


「気を付けてな」






 
< 11 / 49 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop