恋愛部☆番長組




「えっ―――...?」



 
 ボソッと言った立花の声は聞こえなく 
 
 てもう一度聞き返したけど答えてくれ

 なかった。



「さて、と。俺は帰るけど、お前も帰るか?」



 
 昼のチャイムが鳴って立花はすくっと

 立ち上がった。




「え!?午後でないの??」



「ああ、面倒。で、俺の部屋来るか、俺と
 帰るかどっちか二択、選ばせてやる」



「え、ええっ!?////」




「なんならここの屋上でしてもいいけど」



 そんなの「い、一緒に帰るから!!少し
 
 待ってて!」しか言いようがないじゃん!




「早くしろ。俺気が短いほうだからな」




 ニヤリと笑う立花君は怖いけど、どうし

 てもそれは嫌じゃなくて。

 


 私って、隠れM??










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