君がいなくなる前に。


僕が君の事をすきになった時は
僕らはまだ、

高校生の時だった。



「ゆうやー!!
 1人で学校行くの寂しいから一緒に行 こー!」

制服を着て、僕の記憶より
少し幼い君が僕の隣で笑っていた。

中学も同じだったし、
家も近かったから。

僕たちは結構中が良かった。

でも、君のことを女の子として見たのは

この時が初めてだった。









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