イケメン御曹司の秘密
元御曹司は今でもカリスマ


「佐内さん、ちょっといいかしら」


「・・・」


面倒くさいのに目をつけられた。


隼人の正体を知って殻も変わらず、追っかけを続けていた。


いつかは呼び出されると思っていた。


「あなたは、隼人君のなんなの?」


連れていかれた屋上で予定通りの質問をされる。


「クラスメイト」


それ以上のことは言えない。


「それだけ?」


疑われている。


「あと、アルバイトが一緒」


「アルバイト・・…隼人君が・・・」


ショックだと、大げさにリアクションする。


< 17 / 26 >

この作品をシェア

pagetop